まさかの卵巣の病気 チョコレート嚢胞
「チョコレート嚢胞」知っていますか?
卵巣の中にできる子宮内膜症です。
自分が子宮内膜症を患うまで私は知りませんでした。
子宮内膜症についてはコチラ↓
チョコレート嚢胞とは
子宮内膜症という病気の1つです。
子宮内膜症については、過去にも書いたので簡単に説明します。
通常、子宮内膜は生理時に剥がれ落ちますが、この内膜が子宮以外の場所にでき、増殖する病気が子宮内膜症です。
チョコレート嚢胞とは、これが卵巣に発生したものをいいます。
生理のたびに卵巣の中で出血が起きて、溜まって行くので卵巣は大きく腫れていきます。
この出血が変色してチョコレート色に見えるのでこう呼ばれるそうです!
チョコレート嚢胞の原因は、子宮内膜症だけど、子宮内膜症の原因は、はっきりと分かっていません。
症状は、子宮内膜症と同じく月経痛などです。
ただ、チョコレート嚢胞は、ガン化のリスクがあるそうです。
また、卵巣の機能が低下し、老化を促進します。排卵も起こりにくくなります。
これ、イコール妊娠しづらいということ。
そう不妊の原因です。
そして、嚢胞が大きくなりすぎると破裂したり、何かのきっかけで根元からねじれる「茎捻転」が起きたりします。
治療は、ホルモン剤での薬物療法と手術療法です。
症状の度合い、年齢、妊娠希望の有無などを考慮して決めます。
チョコレート嚢胞発覚
もともと私は子宮内膜症と診断されていましたが、卵巣にまで出来てしまっていました。
3ヶ月連続で、陣痛並み(らしいです。)の猛烈な痛みに襲われた私は、婦人科で有名な不妊治療もしている総合病院にまたお世話になることにしました。
この病院には、1年ほど前に子宮ポリープの検査をするために子宮鏡検査をしてもらったんです。
1年ぶりに病院に行くと、子宮鏡検査をしてくれた先生は転勤されていたので、新たに先生を決めてもらいました。
とっても感じのいい女医さんでテキパキしてていかにも仕事ができそうな感じ。
この先生とはこれから長い間お世話になります。
今までの経過を話し、いざ内診。
先生「あー、内膜症が育ってるねー。チョコレート嚢胞って言って卵巣が6cmくらいに腫れてるねー。」
私「….チョコレート?」
卵巣が腫れてるなんて思いもせず、一瞬、友達の言葉が頭に浮かんだ。
以前、友達に子宮内膜症のことを話すと、友達のお姉さんが
「チョコレート嚢胞で妊娠できないと医者にいわれた」
しかし幸いなことに、卵巣を切除する寸前で自然妊娠されたそうです。
わたしにも望みあるかな…。
治療方針を決める
先生には、妊娠しづらいけど、妊娠できないわけじゃないと言われました。
そして、肝心のチョコレート嚢胞の大きさは、5cm〜6cmでした。
1年前に、あの臨時の先生が説明してくれてたら…と思います。たぶんあの頃はまだ4.5cmだったはず…。
卵巣の通常の大きさは、2〜3cmで親指の先ぐらいの大きさです。
1年前の診察はコチラ↓
病院によって違うかもしれませんが、先生は、7cmを超えてきたら手術した方がいいと言いました。
ビビりな私は、手術なんて絶対ムリ!っていう思いしかありません。
妊娠を望んでいること、人工授精を考えている事を伝えると、人工授精をしながら様子を見ることになりました。
そして、先生に指摘されたのは、基礎体温表は?と。
そう、私、つけるのが面倒になってきててずーっとつけてなかったんです。
それに前の先生が、ストレスになるくらいならつけなくていーよって言ってたから。。
先生によって違いますね…。
また今日から基礎体温の日々です!
最後に
子宮内膜症を放置せずに、もっと早く診察に行ってたらなぁーと思いました。
手術なんて誰でもしたくないですよね。
とりあえず、今すぐの手術を逃れた私は、
人工授精(AIH)ですぐ妊娠できるだろうとあまーーく考えてました。。
次回、AIHをすることになった経緯と、旦那さんの検査について詳しく書いていきます。