体外受精*凍結胚移植の費用やリスク&安全性は?
前回、凍結胚移植の方法やスケジュールについて書きましたが、今回はその費用やリスク&安全性などについて書いていきます。
前回の記事はコチラ↓
それまでの体外受精の説明についてはコチラからどうぞ↓
私が提案された治療方法のスケジュール&治療が中止になる場合は?
凍結胚移植の費用
私の通院している病院は、比較的に価格が低い方だと思います。
体外受精は、主治医に35〜40万くらいと言われました。
これに、ホルモン治療とか加わったりして個人で差はあるかと思いますが結局は50万いかないくらいかなぁと思います。
病院によって違うと思いますが参考までにどうぞ↓
そして、この受精卵の凍結保存もまた健康保険は適用されず、全額自費です!
融解の費用で、30,000円
胚移植の費用は、50,000円
IVFの費用もいれると、やはり50万近くにはなりそうです。泣
いつの日か健康保険適用になればいいのになぁ。
リスクと安全性
前回、凍結保存の方がいいと思いましたが、やはり凍結・融解にもリスクはあります。
凍結・融解の操作の過程で、一部の胚は破損することがあります。
胚の融解後の生存率は80〜90%と考えられているそうです。
融解した時点で胚が生存していない場合は、その段階で治療は中止となります。
万が一、卵が少ししかとれなくて正常に受精した受精卵が1つとかだったら凍結するのも考えちゃいそうですね。
私は、AMHが低いから、とれる卵が少なそうです。泣
私のAMHについて↓
それと、凍結・融解した胚で妊娠が成立した場合の先天異常の発生率は、通常の新鮮胚による体外受精・胚移植の場合と差はないと報告されているそうです。
でも、長期予後についてはまだ確定したものはなく、まだまだ調査が必要とのこと。
最後に 凍結胚移植での妊娠率
2014年分の全国調査では、155,842回の凍結胚を用いた治療が行われ、そのうち98%に胚移植が実施されています。
約2%が途中で治療が中止となっています。
そして、胚移植が行われたうちの33.5%に妊娠が成立したそうです。
しかし、流産率が26.8%と高率で最終的に分娩までに至って産めたのは、移植あたり23.1%とのこと。
妊娠が成立しても、その後の経過ってすごく大事ですもんね。
まず、妊娠するまでが大変だけど…。
私の通院している病院でも、平成27年度で、胚移植での妊娠率は27.7%…。
数字でみると、ほんと、確率低いですよね。泣
次は、IVFの説明会に行って、約9ヶ月後に体外受精に踏み切った第一歩の内容について書いていきたいと思います。
なぜすぐに踏み切らなかったかというと、旦那さんの仕事が忙しいのと、マイホーム購入でバタバタしていたので、落ち着いてから挑むことになりました。