体外受精での採卵の流れ 入院や麻酔はある?
夫婦で体外受精の説明会に。
前回は、治療方法のショート法やロング法などのメリットや採卵数などを書きました。
今回は、病院によって色々と違うと思いますが、私がずっと通院している病院の採卵の流れなどを紹介したいと思います。
説明会や治療方法についてはコチラをどうぞ↓
採卵日の決定&卵子の成熟促進
医師が決めた卵巣刺激の方法により、卵胞が十分に発育したら、採卵の日程が決定。
卵胞の発育状態によって決定するので、2日前にしか分かりません!
そして、採卵前の検査があります。
採血・心電図・胸部レントゲン検査です。
私の通院している病院は、採卵する時は1泊の入院です。日帰りの病院もあるみたいですね。
その上、採卵をする曜日というか入院する曜日が月・水・金と決まっているので、入院前手続きも済ませます。
採卵の33〜36時間前に合わせて、最終的な卵子の成熟を促す注射hcgを打ちます。
さんざん毎日注射するhcgですが、最後のとどめの注射。
しかも、この最後の注射をする時間が厄介なんですw
午前の採卵か午後の採卵かを先生が決めるんですが、仕方ないけど時間帯がヒドイ..笑
午前採卵の場合は、 採卵2日前の夜23時
午後採卵の場合は、 採卵前日の朝6時
この時間に注射をします!
私は、病院まで公共交通機関だと乗り継いで1時間半かかります。車で30分。
夜23時もビミョーだけど、早起きが苦手な私は朝6時の方がイヤかな。笑
もちろん、車で旦那さんに送ってもらいます。
精子の採取 = 入院当日
精子の採取は、入院当日。
また、精液内の雑菌を除去するために、主人には2日前から抗菌薬を飲んでもらいます。
禁欲期間は2〜4日間がベストで、長すぎると逆効果だそう。
提出した精液は、AIHの時と同じように洗浄・調整して状態の良好な精子を選んで卵子と受精させます。
そして、ここでも午前採卵と午後採卵の場合で採精時間が変わります!
【午前採卵の場合】
採卵日の 朝6時ごろ に自宅で採取し、7時の入院時 に病棟の担当看護師に提出。
【午後採卵の場合】
採卵日の 昼12時ごろ に採取し、昼13時までに 病院に持っていく。
これを聞いたとき、さすがに朝6時はキツイよね…と主人と話していました。
午後採卵であることを願うばかりです。
午後採卵の場合は、病院の採精室も使えるみたいですが、やっぱり自宅が1番リラックスできるみたい。
一度だけ、主人の初めての検査の時に採精室を利用したことがあります。
その時の記事はコチラ↓
やっぱり周りは女の人だらけで居心地悪いというか、イヤだったみたいです..。
なので、それ以降のAIHは全部自宅で採取でした。
AIHの記事はコチラをどうぞ↓
採卵当日 (入院) 麻酔は?
私の病院では、上にも書いたように、曜日が決まっています。
午前採卵の場合は、朝7時に入院。
午後採卵の場合は、朝11時に入院。
入院したら、点滴と抗菌薬投与です。
採卵は、採卵室というものがあるらしくそこに移動して行うそうです。
気になる麻酔はあるのかどうか…
麻酔、ありました!
静脈麻酔か局所麻酔みたいです!
病院によっては、麻酔なしの所もあるみたいで痛いと聞いてたので少しホッとしました。
麻酔後、経腟超音波で卵胞を確認しながら、膣から針を入れて刺し、卵子を採取します。
約、30分前後で終了!
その後は、採卵室で経過観察後、病室へ戻ります。
当日の お昼 or 夕方 から食事できます。
そして採卵をしても卵子が得られなかった場合は、この段階で治療は中止に!
これだけは避けたい…。涙
そういえば、麻酔なしの痛みと言えば、あの痛みが蘇ります…。↓
痛みは個人差があるみたいですが、よく耐えたなぁと..
陣痛並みという人もいるらしいけど、まだ子供にも恵まれてないのに、なんで私はこんな痛い思いしなきゃいけないんだろうって当時は、落ち込んで泣いていました。
最後に
この説明を聞いてて、旦那さんの協力なしではムリだと感じました。
きっと注射の日々も送り迎えしてもらうだろうし、午前採卵になった場合には、旦那さんは朝6時に採取…。
午後でも、前日の注射に朝6時。。。
仕事もあるので、出張が入らない時期にしてもらわないとだし…。
色々と大変だけど、やれるだけの事はやりたい!と思いました。
妊活って、不妊治療って本当に夫婦2人でするものだと更に痛感しました。
世の中の気づいていない旦那様がもっと協力的になったら苦しんでいる女性も少しは減るのかなぁ。
お互いに、思いやりをもって協力しあっていきたいと思います。
長くなったので、次回は、培養や移植の流れについて書きたいと思います。