体外受精 受精する確率は?培養と胚移植はいつ?
今回は、体外受精での媒精・培養から胚移植までの流れを書いています。
また、正常に受精する確率も伺いました。
病院によって違うところもあると思いますが、私の通院している病院はこうだったよーということを書きたいと思います。
体外受精の説明会に夫婦でいき、看護師さんに分かりやすく教えていただきました。
治療法や採卵の流れはコチラからどうぞ↓
媒精・培養 正常に受精する確率は?
私が通院している病院では、採卵する時は入院になります。
その入院当日から媒精・培養をします。
日帰りのところもあるみたい。
小さな容器の中で卵子と精子を混和して、自然に受精。(媒精)
受精の確認は翌日に行います。
順調だったら、翌日に前核期・2日後に2〜6細胞期・3日後に6〜8細胞期・4日後に桑実胚・5日目に胚盤胞
という着床直前の状態になります。
1〜5日間培養して、胚の状態により新鮮胚移植 or 胚凍結の時期を決定。
分割が止まったりするので、この8分割までいけばちょっと安心と聞いたことがあります。
胚盤胞まで育ってくれるのが1番いいですね。
そして、正常に受精する確率は…
約 70% だそうです!!
高いのか低いのかよく分からないけど、AIHよりは良さそうと感じました。
また、以下の場合は治療が中止になるそうです。
・受精卵が得られない
・複数の精子が受精した受精卵(多精子受精)
・受精はしたが、正常に分割せず育たなかった
こうなりたくはないけど、体外受精って難関ばかりですね。泣
1つ乗り越えては、また1つ2つ3つと。。
この通常の体外受精を2回以上行っても受精率が極端に低い場合は、精子の受精能力に問題がある可能性があり、顕微授精を考慮するそうです。
胚移植のスケジュールは?
私の病院では、採卵と同じように胚移植の曜日も決まっています。
月・水・金 の午後です。
凍結して、期間を空けて戻す人もいれば、すぐに戻す方もいるみたいで、先生には、希望を聞かれます。
すぐ戻す場合には、入院2〜5日目に胚移植を行うそうです。
胚を細く軟らかいチューブを使って子宮内へ移植します。
採卵後2〜3日目に行う「初期胚移植」
5日目に行う「胚盤胞移植」
があります。
どちらになるかは、胚の状態や個数などによって相談の上決定。
胚盤胞は着床直前の状態で、ここまで発育できる胚は状態がとてもよく着床率が高いそうです。
そのため、移植数を抑えられるので多胎妊娠の予防にもつながるそう。
でも、この胚盤胞に到達できる割合は、受精卵の 約40%前後 !!
培養途中で発育が停止した場合には、移植がキャンセルとなるリスクも。
やはり、この胚盤胞まで育てるのが難しいみたいです。
最後に
体外受精って精神的にも体力的にも大変って聞いていたけど、1つ1つ乗り越えなきゃいけない壁が多いですね。。
まずは、卵がとれるか…とれても受精できるか…受精しても分割できるかどうか…
毎日通院して、痛い注射を連日うって、薬漬けの毎日をがんばって、でもそれが水の泡になる可能性もあるわけで..泣。
とりあえず、やれるところまでやってみようと思いました。
次回は、移植した場合の妊娠率や移植後のホルモン補充などについて書きたいと思います。